*08:05JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利高止まりでドルは下げ渋る可能性
16日のドル・円は、東京市場では154円88銭から153円60銭まで下落。欧米市場では154円34銭から155円53銭まで上昇し、155円41銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に155円台で推移か。米長期金利は底堅い動きを保っており、ドルは下げ渋る可能性がある。
報道によると、国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は5月16日、「米国の最近のインフレ指標はわれわれが望む水準よりも高い」、「米国は金融政策の決定に当たり慎重さを保ち、データに依存する姿勢を維持すべき」との見方を伝えた。一方、メスター米クリーブランド連銀総裁は「一段のインフレ鈍化を予想しているが、遅いペース」、「現在の景気抑制的な政策がインフレを押し下げる」との見解を表明している。米労働省が発表した4月消費者物価指数(CPI)の上昇率は3月実績を下回ったが、米金融当局は早期利下げを促すものではないと考えているようだ。米政策金利は当面据え置きとなる可能性が高い。4月、5月分のインフレ関連指標がインフレ緩和を示唆していると認識されない場合、9月利下げ観測は大幅に後退するとみられる。
<CS>
報道によると、国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は5月16日、「米国の最近のインフレ指標はわれわれが望む水準よりも高い」、「米国は金融政策の決定に当たり慎重さを保ち、データに依存する姿勢を維持すべき」との見方を伝えた。一方、メスター米クリーブランド連銀総裁は「一段のインフレ鈍化を予想しているが、遅いペース」、「現在の景気抑制的な政策がインフレを押し下げる」との見解を表明している。米労働省が発表した4月消費者物価指数(CPI)の上昇率は3月実績を下回ったが、米金融当局は早期利下げを促すものではないと考えているようだ。米政策金利は当面据え置きとなる可能性が高い。4月、5月分のインフレ関連指標がインフレ緩和を示唆していると認識されない場合、9月利下げ観測は大幅に後退するとみられる。
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