日本電子が一時S高、今期は連続最高益更新計画で買い安心感
日本電子<6951.T>が一時ストップ高の水準となる前営業日比1000円高の7546円に買われ、年初来高値を更新した。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.0%増の1830億円、最終利益は同3.7%増の225億円を見込む。前期に続き過去最高益を更新する計画を示し、買い安心感が広がったようだ。
24年3月期の売上高は前の期比7.2%増の1743億3600万円、最終利益は同21.7%増の217億400万円だった。これまで41円と見込んでいた期末配当については、新たに創立75周年の記念配当20円を含めて69円で決定。24年3月期の年間配当は102円となる。半導体や次世代電池の研究開発関連の需要を追い風に、理科学・計測機器事業の受注が好調に推移した。産業機器事業では、半導体市況が調整したことでマルチビームマスク描画装置の受注は軟調だったが、パワー半導体関連の需要を支えにシングルビームマスク描画装置は堅調に推移した。25年3月期は中期経営計画で示した施策を進め、受注と売り上げを確保し、原価改善に取り組む方針。今期の年間配当は記念配を落として88円を計画する。
出所:MINKABU PRESS
24年3月期の売上高は前の期比7.2%増の1743億3600万円、最終利益は同21.7%増の217億400万円だった。これまで41円と見込んでいた期末配当については、新たに創立75周年の記念配当20円を含めて69円で決定。24年3月期の年間配当は102円となる。半導体や次世代電池の研究開発関連の需要を追い風に、理科学・計測機器事業の受注が好調に推移した。産業機器事業では、半導体市況が調整したことでマルチビームマスク描画装置の受注は軟調だったが、パワー半導体関連の需要を支えにシングルビームマスク描画装置は堅調に推移した。25年3月期は中期経営計画で示した施策を進め、受注と売り上げを確保し、原価改善に取り組む方針。今期の年間配当は記念配を落として88円を計画する。
出所:MINKABU PRESS
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