大森屋、上期経常は一転5％増益で上振れ着地

　大森屋 <2917> [東証Ｓ] が5月14日大引け後(15:15)に決算を発表。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比5.0％増の3億1400万円に伸び、従来の39.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の4億2000万円に対する進捗率は74.8％に達し、5年平均の63.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.2％増の1億0600万円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常損益は400万円の赤字(前年同期は3500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.1％→-0.3％に悪化した。

株探ニュース