米外為市場サマリー:米予想インフレの高まりを受け156円20銭台に上伸
13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円22銭前後と前週末に比べて45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=168円56銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安だった。
この日にニューヨーク連銀が発表した4月の消費者調査で、1年先の予想インフレ率が前月の3%から3.3%に、5年先の予想インフレ率が同2.6%から2.8%に上昇したことから米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方が台頭。イエレン米財務長官が「為替介入はまれな行為であるべきで、他国への伝達が必要」と発言したことや、ジェファーソンFRB副議長が講演で「インフレ率が当局目標の2%に下がることを示す証拠がさらに得られるまで、政策金利を据え置くことが適切」との見解を示したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時156円25銭まで上伸した。一方、持ち高調整の動きなどから米長期金利が低下したことでユーロ買い・ドル売りが進み、つれて対円でもユーロが買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0790ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
この日にニューヨーク連銀が発表した4月の消費者調査で、1年先の予想インフレ率が前月の3%から3.3%に、5年先の予想インフレ率が同2.6%から2.8%に上昇したことから米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方が台頭。イエレン米財務長官が「為替介入はまれな行為であるべきで、他国への伝達が必要」と発言したことや、ジェファーソンFRB副議長が講演で「インフレ率が当局目標の2%に下がることを示す証拠がさらに得られるまで、政策金利を据え置くことが適切」との見解を示したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時156円25銭まで上伸した。一方、持ち高調整の動きなどから米長期金利が低下したことでユーロ買い・ドル売りが進み、つれて対円でもユーロが買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0790ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
最新人気記事
-
NTTは“異色”の下げ続く、新NISA絡みの個人投資家も見切り売り観測 06/06 11:12
-
来週の株式相場に向けて=中銀ウィークで半導体・銀行株は荒い値動きか 06/07 17:17
-
明日の株式相場に向けて=半導体関連株の行方握る「米雇用統計」 06/06 17:09
-
「円高メリット」が5位にランク、日銀会合を控え関連株の注目度上昇<... 06/06 12:21
-
三井住友FGなど銀行株の下げが目立つ、金利上昇一服で売り圧力強まる◇ 06/05 10:22
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 05:20
-
今日 05:08
-
今日 04:40
-
今日 04:32