デンキョーＧ、前期経常が一転赤字で下振れ着地・今期は黒字浮上へ・1-3月期(4Q)は赤字縮小

　デンキョーグループホールディングス <8144> [東証Ｓ] が5月13日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常損益は1億円の赤字(前の期は2.7億円の黒字)に転落したが、従来予想の3.5億円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。25年3月期は5.4億円の黒字に急浮上する見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を40円→43円(前の期は45円)に増額し、今期は前期の記念配当を落とし、普通配当40円にする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は4.2億円の赤字(前年同期は4.4億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-4.0％→-4.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース