エーワン精密、今期経常を一転37％減益に下方修正

　エーワン精密 <6156> [東証Ｓ] が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比40.1％減の1億4500万円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億8700万円→1億7800万円(前期は2億8100万円)に38.0％下方修正し、一転して36.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の1億7300万円→6400万円(前年同期は1億0600万円)に63.0％減額し、一転して39.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の経常利益は前年同期比53.7％減の3100万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.8％→7.5％に急低下した。

株探ニュース