東京機、前期経常を67％上方修正

　東京機械製作所 <6335> [東証Ｓ] が5月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の3億9000万円→6億5000万円(前の期は8億2400万円)に66.7％上方修正し、減益率が52.7％減→21.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4400万円→3億0400万円(前年同期は5億8100万円)に6.9倍増額し、減益率が92.4％減→47.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期通期連結業績予想につきましては、当社の保守メンテナンス関連において、売上高や限界利益が予想を上回ったことや、経費抑制により経費が予想を下回ったこと、子会社においては、連結子会社株式会社KKSにおいて売上高が予想を上回ったことによる利益の上振れや人件費が見込みを下回ったことなどにより、2023年11月10日に業績予想の修正として開示した営業利益予想を上回る見込みです。　これらの要因により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想を上方修正いたします。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。