日本ケミファ <4539> [東証S] が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→2億1900万円の赤字(前の期は5800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9000万円の黒字→2億2900万円の赤字(前年同期は6億9400万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高は、臨床検査薬の主力製品であるアレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」の市場拡大や近年発売したジェネリック医薬品による増収があった一方、既存のジェネリック医薬品については薬価改定の影響に加えて、2022年末に一部の製品で出荷を一時停止した影響が2023年度上半期まで残りました。第3四半期以降、当該影響は解消され回復傾向が見られたものの、第4四半期2月から3月にかけて花粉飛散量が例年に比べ少なくアレルギー関連市場が低調となり、抗アレルギー薬や臨床検査薬の売上高が当初想定を下回ったことに加え、当下期に成約を見込んでいた新薬の導出が契約に至らなかったことなどから営業損失となり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても損失を計上する見込みとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9000万円の黒字→2億2900万円の赤字(前年同期は6億9400万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
売上高は、臨床検査薬の主力製品であるアレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」の市場拡大や近年発売したジェネリック医薬品による増収があった一方、既存のジェネリック医薬品については薬価改定の影響に加えて、2022年末に一部の製品で出荷を一時停止した影響が2023年度上半期まで残りました。第3四半期以降、当該影響は解消され回復傾向が見られたものの、第4四半期2月から3月にかけて花粉飛散量が例年に比べ少なくアレルギー関連市場が低調となり、抗アレルギー薬や臨床検査薬の売上高が当初想定を下回ったことに加え、当下期に成約を見込んでいた新薬の導出が契約に至らなかったことなどから営業損失となり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても損失を計上する見込みとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
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