午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高を受け買い優勢
2日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日の米長期債相場が上昇(金利は低下)した流れを引き継ぎ、国内債も寄り付きから買いが優勢だった。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は大方の予想通り政策金利の据え置きが決まり、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」とした一方、利上げの可能性は低いとの考えを強調した。市場では思ったほどタカ派的ではなかったと受け止める向きが多く、1日の米長期金利が低下したことが国内債の追い風となった。ただ、債券先物は寄り付き直後に144円52銭まで上伸したあとは伸び悩み。連休を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、午前9時50分過ぎには一時144円33銭まで押し戻された。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。
午前11時の先物6月限の終値は、前日比6銭高の144円37銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時0.870%に低下し、その後は前日と同じ0.890%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は大方の予想通り政策金利の据え置きが決まり、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」とした一方、利上げの可能性は低いとの考えを強調した。市場では思ったほどタカ派的ではなかったと受け止める向きが多く、1日の米長期金利が低下したことが国内債の追い風となった。ただ、債券先物は寄り付き直後に144円52銭まで上伸したあとは伸び悩み。連休を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、午前9時50分過ぎには一時144円33銭まで押し戻された。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。
午前11時の先物6月限の終値は、前日比6銭高の144円37銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時0.870%に低下し、その後は前日と同じ0.890%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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