米外為市場サマリー:米インフレ圧力の根強さが意識され157円80銭台に上伸
4月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円80銭前後と前日に比べて1円45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=168円22銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。
この日に米労働省が発表した1~3月期の雇用コスト指数が前の四半期に比べて1.2%上昇し、伸びが10~12月期の0.9%から加速したことでインフレ圧力の根強さが意識された。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が一段と強まるなか、米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入。米連邦住宅金融庁(FHFA)が発表した2月の住宅価格指数が前月比で1.2%上昇したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時157円85銭まで上伸した。一方、同日に発表された1~3月期のユーロ圏実質域内総生産(GDP)速報値が前期比0.3%増と3四半期ぶりのプラス成長となったことなどを手掛かりに、ユーロも対円で買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0666ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米労働省が発表した1~3月期の雇用コスト指数が前の四半期に比べて1.2%上昇し、伸びが10~12月期の0.9%から加速したことでインフレ圧力の根強さが意識された。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が一段と強まるなか、米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入。米連邦住宅金融庁(FHFA)が発表した2月の住宅価格指数が前月比で1.2%上昇したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時157円85銭まで上伸した。一方、同日に発表された1~3月期のユーロ圏実質域内総生産(GDP)速報値が前期比0.3%増と3四半期ぶりのプラス成長となったことなどを手掛かりに、ユーロも対円で買われた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0666ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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