~無線機の先端コア技術の開発に向けて協業を開始し、さらなる性能強化と製品の安定供給を目指す~
株式会社JVCケンウッドは、無線システム事業のさらなる強化を目指して、無線機のコアパーツとなるSoC※の開発に取り組むため、世界的な半導体製造企業である米国のAnalog Devices, Inc.(以下、「アナログ・デバイセズ社」)とMOU(基本合意書)を締結しました。 ※System on a Chipの略。半導体などのさまざまな部品を取り付け、複雑なシステムレベルの機能を1枚の基板(チップ)に集積したもの。
1.協業の背景
近年、世界各国で防災やBCP(事業継続計画)の対策への機運が高まっていることを受け、危機管理対応として無線システムの需要が拡大しています。当社においても北米の警察や消防などの公共安全分野を中心に、無線システムの採用が増えています。
今後も拡大が見込まれる市場ニーズに応えるため、無線機のさらなる性能強化と製品の安定供給の実現を目指し、このたび次世代無線機のコアパーツとなるSoC開発に向けて、世界的な半導体製造企業である米国のアナログ・デバイセズ社とのMOUの締結に至りました。
2. MOUの概要およびメリット
今後、当社が展開していく次世代無線機では、低消費電力を実現し、バッテリーの長寿命化や妨害信号への耐性強化を目指して、アナログ・デバイセズ社の最新ナローバンド・トランシーバソリューション「Nevis」をベースに、無線機のコアパーツとなるSoCの開発に取り組みます。「Nevis」は、アナログ・デバイセズ社の製品ポートフォリオ「ADRV910x」で展開されており、消費電力の低さや、ダイナミックレンジの広さで業界で高い評価を得ているソフトウェア無線SoCです。
警察や消防、救急をはじめとする公共安全市場向け業務用無線(LMR:Land Mobile Radio)の過酷な使用環境においては、通信性能を維持しながら、さらなる高機能化・高性能化が求められているため、より消費電力が低いSoCの開発が必要であり、両社は今回の協業により、この実現を目指します。また、両社は、無線機器の要件、および性能測定に関する知識を共有し、無線機の主要パーツの安定供給に取り組みます。
当社は、今後予想される無線機器の多機能化やブロードバンド通信との連携などに取り組むとともに、現在も高まる無線システムの需要に対応し、お客さまにより付加価値の高い商品を提供できるよう、次世代無線機の性能強化および製品の安定供給を目指します。
【アナログ・デバイセズ社 バイス・プレジデント 高速コンバータ製品担当 ブライアン・ゴールドスタイン氏のコメント】
アナログ・デバイセズの各世代のソフトウェア無線IC(集積回路)は、全体的な電力効率を向上させながら、機能、性能、集積度を向上することで、お客さまの市場投入の迅速化を支援することを目標としています。JVCケンウッドの無線機性能改善とサプライチェーンリスク低減のニーズに応えながら、業務用無線機業界で20年以上を誇る伝統を継続していきます。アナログ・デバイセズの最新技術で無線機のお客さまをサポートできることを嬉しく思います。
【株式会社JVCケンウッド セーフティ&セキュリティ分野責任者 鈴木 昭のコメント】
これまで当社が業務用無線市場で培ったノウハウと、アナログ・デバイセズ社の持つ高いIC(集積回路)技術を組み合わせることで、より強力なシステムソリューションをお客さまに提供してまいります。今後も、同社とより強固な関係を構築し、公共安全市場はもちろん、民間市場も含めた業務用無線システムに求められるニーズに応える製品・サービスをお客さまに提供し続けることで、日常生活に加え、自然災害や警察・消防などの初動対応などにおいて、人命や人々の暮らしの安心・安全確保に貢献していきます。
・アナログ・デバイセズ社 「Nevis」紹介ページ
https://www.analog.com/jp/lp/forms/nevis-form.html?adicid=PR_jp-_NevisProgram__JVCKENWOOD_adef_202404_
当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2024/0426-01.html
本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
www.jvckenwood.com
株式会社JVCケンウッドは、無線システム事業のさらなる強化を目指して、無線機のコアパーツとなるSoC※の開発に取り組むため、世界的な半導体製造企業である米国のAnalog Devices, Inc.(以下、「アナログ・デバイセズ社」)とMOU(基本合意書)を締結しました。 ※System on a Chipの略。半導体などのさまざまな部品を取り付け、複雑なシステムレベルの機能を1枚の基板(チップ)に集積したもの。
1.協業の背景
近年、世界各国で防災やBCP(事業継続計画)の対策への機運が高まっていることを受け、危機管理対応として無線システムの需要が拡大しています。当社においても北米の警察や消防などの公共安全分野を中心に、無線システムの採用が増えています。
今後も拡大が見込まれる市場ニーズに応えるため、無線機のさらなる性能強化と製品の安定供給の実現を目指し、このたび次世代無線機のコアパーツとなるSoC開発に向けて、世界的な半導体製造企業である米国のアナログ・デバイセズ社とのMOUの締結に至りました。
2. MOUの概要およびメリット
今後、当社が展開していく次世代無線機では、低消費電力を実現し、バッテリーの長寿命化や妨害信号への耐性強化を目指して、アナログ・デバイセズ社の最新ナローバンド・トランシーバソリューション「Nevis」をベースに、無線機のコアパーツとなるSoCの開発に取り組みます。「Nevis」は、アナログ・デバイセズ社の製品ポートフォリオ「ADRV910x」で展開されており、消費電力の低さや、ダイナミックレンジの広さで業界で高い評価を得ているソフトウェア無線SoCです。
警察や消防、救急をはじめとする公共安全市場向け業務用無線(LMR:Land Mobile Radio)の過酷な使用環境においては、通信性能を維持しながら、さらなる高機能化・高性能化が求められているため、より消費電力が低いSoCの開発が必要であり、両社は今回の協業により、この実現を目指します。また、両社は、無線機器の要件、および性能測定に関する知識を共有し、無線機の主要パーツの安定供給に取り組みます。
当社は、今後予想される無線機器の多機能化やブロードバンド通信との連携などに取り組むとともに、現在も高まる無線システムの需要に対応し、お客さまにより付加価値の高い商品を提供できるよう、次世代無線機の性能強化および製品の安定供給を目指します。
【アナログ・デバイセズ社 バイス・プレジデント 高速コンバータ製品担当 ブライアン・ゴールドスタイン氏のコメント】
アナログ・デバイセズの各世代のソフトウェア無線IC(集積回路)は、全体的な電力効率を向上させながら、機能、性能、集積度を向上することで、お客さまの市場投入の迅速化を支援することを目標としています。JVCケンウッドの無線機性能改善とサプライチェーンリスク低減のニーズに応えながら、業務用無線機業界で20年以上を誇る伝統を継続していきます。アナログ・デバイセズの最新技術で無線機のお客さまをサポートできることを嬉しく思います。
【株式会社JVCケンウッド セーフティ&セキュリティ分野責任者 鈴木 昭のコメント】
これまで当社が業務用無線市場で培ったノウハウと、アナログ・デバイセズ社の持つ高いIC(集積回路)技術を組み合わせることで、より強力なシステムソリューションをお客さまに提供してまいります。今後も、同社とより強固な関係を構築し、公共安全市場はもちろん、民間市場も含めた業務用無線システムに求められるニーズに応える製品・サービスをお客さまに提供し続けることで、日常生活に加え、自然災害や警察・消防などの初動対応などにおいて、人命や人々の暮らしの安心・安全確保に貢献していきます。
・アナログ・デバイセズ社 「Nevis」紹介ページ
https://www.analog.com/jp/lp/forms/nevis-form.html?adicid=PR_jp-_NevisProgram__JVCKENWOOD_adef_202404_
当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2024/0426-01.html
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