城南進研、前期最終を一転赤字に下方修正

　城南進学研究社 <4720> [東証Ｓ] が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の1億0600万円の黒字→1億2100万円の赤字(前の期は1億3500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7100万円の黒字→1億5600万円の赤字(前年同期は1億1200万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度の売上高につきましては下期の生徒数が伸び悩んだことにより、前回予想から394百万円の減少となる見込みです。また、営業利益につきましては不採算教場の整理や経費の削減を進め、営業黒字は確保したものの、前回予想から140百万円の減少を見込んでおります。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、後述する特別損失の計上などにより、予想を下回ることとなりました。特別損失の計上及びその内容昨今の人件費や資材価格の高騰により、資産除去債務の見直しを行ったことなどにより減損損失60百万円を新たに当第4四半期で計上いたしました。期末配当について期末配当につきましては、１株当たり５円から変更はございません。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。