中京医薬、前期経常を47%上方修正

配信元:株探
投稿:2024/04/25 16:00
 中京医薬品 <4558> [東証S] が4月25日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億円→1億4700万円(前の期は7900万円)に47.0%上方修正し、増益率が26.6%増→86.1%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3400万円→8100万円(前年同期は5100万円)に2.4倍増額し、一転して58.8%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年3月期通期の業績予想につきましては、家庭医薬品等販売事業の小売部門においては、営業社員の人員不足を補うために積極的な募集活動と共に、一人当たりの生産性を高めるための教育や行動量と販売機会の向上の施策に取り組みました。さらに新商品投入と商品リニューアルによる既存顧客への付加価値向上と救急箱、ドリンク、置き食サービスなど、様々な形態での新規顧客開拓に取り組み顧客基盤の強化と販売の拡大を図りました。また、商品の販売価格改定にも取り組み利益率向上に努めました。 家庭医薬品等販売事業の卸売部門においては、他企業のストアPB(プライベートブランド)の獲得、拡大に努めました。また、EC事業(インターネット通信販売事業)にも注力して安定的な収益基盤の構築を図りました。 売水事業部門におきましては、物流・資材コスト等の増加に対応すべく販売価格の改定を実施し、利益率の改善に努めました。近年の夏場の猛暑等も相まって水(12Lボトル)の売上は堅調に推移し、他商品の販売も強化しお客さまの利用増加を図りました。 一方、2023年9月に一般市場の需要回復が困難と判断し除菌関連商品の「エアーマスク」シリーズの商品、資材、及び製造の備品等の評価等の見直しを行い、それも相まって特別損失が127百万円計上される見込みとなりました。 その結果売上高は7.4%増の6,124百万円となり、営業利益は60.0%増の128百万円、経常利益は47.0%増の147百万円、当期純損失は27百万円となる見込みであります。
配信元: 株探

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