*07:38JST NYの視点:米1-3月期GDPで引き続き堅調なペースでの成長確認か
米商務省が発表した3月耐久財受注速報値は前月比+2.6%となった。伸びは2月+0.7%から拡大し、昨年11月来で最大。変動の激しい民間航空機の受注が3月に31%増と、前月のおおよそ2倍に増加したほか軍事関連の需要が強く指数を押し上げた。
変動の激しい輸送用機器を除いた耐久財受注速報値は前月比+0.2%と、伸びは予想を上回り昨年11月来で最大となった。企業の設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は+0.2%。前月分は+0.7%から+0.4%へ下方修正されるなど、高インフレが続き企業の設備投資への慎重な姿勢が維持されている証拠となった。同時に、2カ月連続でプラスを維持。需要が安定した証拠ともなる。
国内総生産(GDP)算出に使用される同月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.2%。2月-0.6%からプラスに改善。1-3カ月成長にプラス寄与した証拠となった。アトランタ連銀の1-3月期GDP見通しは2.7%と2.9%から下方修正された。民間投資の伸びが3.3%と、3.5%から、国内投資の伸びが3.5%と、3.7%からそれぞれ下方修正された。
商務省が25日に発表する1-3月期GDP速報値は前期比+2.5%と、前期の+3.4%から伸びが鈍化する見通し。だが、引き続き堅調な成長ペースを維持する見込みで緩やかな利下げ見通しを後押しすると見る。
<CS>
変動の激しい輸送用機器を除いた耐久財受注速報値は前月比+0.2%と、伸びは予想を上回り昨年11月来で最大となった。企業の設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は+0.2%。前月分は+0.7%から+0.4%へ下方修正されるなど、高インフレが続き企業の設備投資への慎重な姿勢が維持されている証拠となった。同時に、2カ月連続でプラスを維持。需要が安定した証拠ともなる。
国内総生産(GDP)算出に使用される同月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.2%。2月-0.6%からプラスに改善。1-3カ月成長にプラス寄与した証拠となった。アトランタ連銀の1-3月期GDP見通しは2.7%と2.9%から下方修正された。民間投資の伸びが3.3%と、3.5%から、国内投資の伸びが3.5%と、3.7%からそれぞれ下方修正された。
商務省が25日に発表する1-3月期GDP速報値は前期比+2.5%と、前期の+3.4%から伸びが鈍化する見通し。だが、引き続き堅調な成長ペースを維持する見込みで緩やかな利下げ見通しを後押しすると見る。
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