◆ いわゆる“高止まり”… - わずかに“年初来高値更新”
昨日は中東情勢がさらに緩み、リスク通貨に買い戻し圧力がかかりました。
また昨日発表の製造業/サービス業PMIは、欧州・英国が強く、米国は予想を下回りました。
このため全般的に“ドル売り(戻し)”が優勢となり、ドル円の上値は押さえられています。
一方で「米利下げ時期後ズレ」との思惑は根強く、米10年債利回りは“高止まり”しているのが実状となります。
このため「円買い介入」への警戒感が行く手を阻んではいるものの、「155円を巡る攻防戦」は継続しています。
こうして「上値は重いが、下値も堅い」を地で往く展開となっており、ドル円は“154円後半”にて膠着しているのが実状といえます。
◆ 本日も同様の展開を想定も、予断を持つことなく…!?
“155円”は目と鼻の先ですので、本日も「155円を巡る攻防戦」は継続すると見るのが妥当といえます。
ただし明日25日に「米1-3月期GDP」、明後日(26日)には「日銀会合」「米PCEコア・デフレータ」を控えているとあっては、「どこまで攻め込めるかは微妙」といわざるを得ない…?
それでも“155円乗せ→ストップロス”となる可能性はゼロではないだけに、あまりに楽観視するのも…?
昨日も記したように「早期の155円乗せは難しい」との見方は多いようですが、予断を持つことなく、細心の注意を持ちながら、「神経質な攻防戦」の行方を見極めたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
156.000(大台)
155.870(90/6/25高値)
上値5:155.732(+2σ)
上値4:155.450(90/6/26高値)
上値3:155.272(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:155.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:154.873(4/23高値《年初来高値》、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:154.825
下値1:154.550(4/23安値、ピボット1stサポート)
下値2:154.391(4/22安値、+1σ、4/19~4/23の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:154.303(ピボットローブレイクアウト)
下値4:154.231(4/19~4/23の50%押し)
下値5:154.079(4/19~4/23の61.8%押し)
154.001(4/12~4/23の38.2%押し、大台)
153.732(4/12~4/23の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
153.588(4/19安値)
153.463(4/12~4/23の61.8%押し)
《10:15》
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