日産自、前期最終を5％下方修正

　日産自動車 <7201> [東証Ｐ] が4月19日大引け後(15:25)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の3900億円→3700億円(前の期は2219億円)に5.1％下方修正し、増益率が75.8％増→66.7％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の937億円→737億円(前年同期は1574億円)に21.3％減額し、減益率が40.4％減→53.1％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社の2023年度の営業利益は、前回見通しから14.5％減の5,300億円となる見込みです。これは、販売台数が344万台と前回見通しから減少したことによるものと、インフレの影響などによるサプライヤーのコスト負担を軽減する取り組み等によるものです。売上高及び当期純利益につきましても、最新の見通しを反映し、修正を行っています。