タクマ、前期最終を9％上方修正

　タクマ <6013> [東証Ｐ] が4月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の77億円→84億円(前の期は96.2億円)に9.1％上方修正し、減益率が20.0％減→12.7％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の103億円→101億円(前の期は138億円)に1.9％下方修正し、減益率が25.4％減→26.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の57.7億円→64.7億円(前年同期は53.2億円)に12.1％増額し、増益率が8.4％増→21.6％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　投資有価証券の売却による特別利益などにより、連結決算における親会社株主に帰属する当期純利益、個別決算における当期純利益が、前回予想を上回る見込みです。(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。