マースGHD、前期経常を24%上方修正・19期ぶり最高益、配当も45円増額

配信元:株探
投稿:2024/04/15 16:00
 マースグループホールディングス <6419> [東証P] が4月15日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→124億円(前の期は47.3億円)に24.0%上方修正し、増益率が2.1倍→2.6倍に拡大し、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の36.9億円→60.9億円(前年同期は35.3億円)に65.0%増額し、増益率が4.5%増→72.4%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の105円→150円(前の期は70円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  アミューズメント関連事業の主要販売先であるパチンコ業界におきまして、スマート遊技機(スマートパチンコ、スマートパチスロ)の需要が好調であり、特にスマートパチスロの普及に伴い、パチンコホールの積極的な設備投資が行われたことから、当社スマートユニットを中心としたシステム販売が好調に推移しました。また、新紙幣発行に伴う設備の更新需要が増加してきていることから、通期の連結売上高及び各利益は前回予想を大幅に上回る見込みとなりました。 以上のことから、前回公表しました通期の連結業績予想を上記のとおり修正いたします。 なお、2024 年3月期の通期連結業績予想における売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、過去最高だった 2005年3月期の業績を上回り、創業来最高の売上、利益を更新する見込みであります。 (注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要政策の一つと考えております。長期的な視野に立ち、安定的で継続した企業成長を図るため、財務体質の強化を図りながら、株主の皆様に対しては安定的で適切な配当を行うことを基本に経営目標である配当性向30%を鑑みて利益配分を行うことを基本方針としております。 上記業績予想の修正を踏まえ検討しました結果、1株当たり期末配当金予想を当初の45円から45円増配し90円に修正することにいたしました。これにより、中間配当金60円と合わせた2024年3月期の年間配当金は150円となる見込みであります。
配信元: 株探

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