ＩＤＨＤ、前期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ＩＤホールディングス <4709> [東証Ｐ] が4月15日昼(11:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の26.5億円→27.5億円(前の期は25億円)に3.8％上方修正し、増益率が5.8％増→9.8％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.4億円→12.4億円(前年同期は12.9億円)に8.7％増額し、減益率が11.5％減→3.8％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年3月期通期連結業績の見通しについて、売上高は、システムマネジメント、ITインフラおよびサイバーセキュリティ・コンサルティング・教育が堅調に推移したため、おおむね当初の予想どおりの推移となる見込みです。収益については、従業員への還元などを進めたものの、利益率の高いDX関連ビジネスの拡大や、円安の影響による為替差益の増加などにより、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ当初予想を上回る見込みです。　また、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は3期連続で増収増益となり、いずれも過去最高を更新する見込みです。