生成AI×リバースエンジニアリングの新サービスを開始

配信元:PR TIMES
投稿:2024/04/12 18:47
大規模・高難度のレガシーシステムにも対応し、マイグレーション支援を拡充

お客様の売れるソフトウェアサービス/製品づくりを支援する株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、プライム市場:3697、以下 SHIFT)は、これまで基幹システムの刷新や環境移行など、数多くのマイグレーション支援に取り組み、エンタープライズ領域をはじめとするお客様のDX推進に貢献してきました。そしてこの度、お客様のさらなるニーズにお応えし、より大規模かつ難易度の高いプロジェクトをご支援するため、生成AIによるリバースエンジニアリングツールを開発、新生マイグレーション支援サービスとなる「AIドキュメントリバースサービス」の提供を開始したことをご報告します。


<背景>
昨今、DXは、企業の事業成長や競争戦略の重要成功要因となっています。しかし、多くの企業、なかでもエンタープライズ領域における大手企業にとっては、保有する巨大なレガシーシステムからの脱却と、労働人口の減少を要因とした知見や技術力の減退が、DXの推進を足踏みさせる大きな課題となっています。

大規模な基幹システムをはじめ、老朽化、複雑化、ブラックボックス化したレガシーシステムは、システム構築当時の設計・仕様把握の難易度の高さから、マイグレーションやモダナイゼーションに要する時間やコストなどが莫大なものとなります。同時に、これらのシステムは属人的な運用や保守により、システムを担ってきたエンジニアの離職とともに技術やノウハウが失われている例も少なくありません。そのため各社は、リバースエンジニアリングを駆使し、専用ツールを活用して難読化されたソースコードの解読に取り組んできました。しかし、これまで使われてきたツールは、精度や網羅性の観点から、開発現場の期待に応えるものばかりではありませんでした。

そこでSHIFTは、生成AIの技術を活用した独自のリバースエンジニアリングツールを開発し、自社のマイグレーション支援サービスに本ツールを導入した「AIドキュメントリバースサービス」の提供を開始しました。
生成AIにより、エンジニアの知見や技術力に左右されないコード解析が可能となり、限られたリソースでも高い生産性を実現します。

<「AIドキュメントリバースサービス」とは>
本サービスは、生成AIによるSHIFT独自のリバースエンジニアリングツールを用いた新たなマイグレーション支援サービスです。ツール開発には、エンタープライズ領域の大型基幹システムを知り尽くした人材や、先端ITに精通した人材などSHIFTに在籍する各分野のスペシャリストが携わり、生成AIの知見や技術、サービス化のノウハウを集結して完成しました。

■生成AIによるリバースエンジニアリングツールの優位性
本ツールは、生成AIの機能性や処理能力などの特性を生かした3つの優位性を有しています。

1.日本語に特化したドキュメントの作成
フローチャートやシーケンス図など、作成するドキュメントすべてを、人の手を介すことなく、自然な日本語で生成します。

2.多様なプログラミング言語に対応
幅広い言語に対応することが可能です。

3.プログラムを高い精度のクラス図やシーケンス図などに再現
複雑なプログラムを、複数クラスのシーケンス図など、シンプルで明確なドキュメントに可視化します。

このツールの活用により、開発・保守現場におけるさまざまな問題が可視化され、高いプロジェクト品質を維持しながら、高度なマイグレーション/モダナイゼーションに取り組むことが可能となります。

SHIFTは、本サービスの提供を通じて、システムのマイグレーションやモダナイゼーションに早期から取り組みながら、長く課題を抱えつづけてきた金融業、小売り・物流などの流通業、地方自治体などのお客様への新たな支援拡大に貢献します。また今後、DXがより見込まれる自動車などの製造業、エネルギーや医療業界をはじめとした幅広い業種のお客様に対しても積極的なご支援を展開していきます。

関連サイトはこちら https://service.shiftinc.jp/dx/migration/
本サービスに関するお問い合わせはこちら https://service.shiftinc.jp/contact/
配信元: PR TIMES

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