チヨダ、前期最終を4.9倍上方修正

配信元:株探
投稿:2024/04/10 15:30
 チヨダ <8185> [東証P] が4月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年2月期の連結最終損益を従来予想の3.8億円の黒字→18.5億円の黒字(前の期は26億円の赤字)に4.9倍上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.5億円の赤字→10.2億円の黒字(前年同期は15.2億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結業績予想) 靴事業では、売上高が計画を上回ったほか、子会社を通じて仕入れたプライベートブランド商品の販売が好調に推移した為、売上総利益率が0.4pt計画を上回る見通しとなりました。また、不採算店舗の閉鎖、人事効率の改善などにも取り組み管理費を削減したことで、営業利益及び経常利益が計画を上回る見通しとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益においては、2023年9月末に百貨店を中心とした紳士靴卸販売を行うトモエ商事株式会社を子会社化したことによる負ののれん発生益が生じたこと、及び当社で繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額の計上もあり、前回発表予想を大きく上回る見通しとなりました。 衣料品事業では、株式会社マックハウスにおいて残暑の影響により秋物商品の立ち上がりが遅れたことに加え、暖冬の影響による防寒商品の不振を補填することが出来ず、売上高は想定を下回る推移となり、2024年2月21日に「業績予想の修正のお知らせ」として開示したとおりです。 以上の結果、靴事業の業績が好調だったため、連結業績予想を上回る見通しとなりました。(個別業績予想) 個別業績予想につきましては、当期純利益において、繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額の計上もあり、前回発表予想を上回る見通しとなりました。 以上の結果、個別業績予想を上回る見通しとなりました。(注)上記の業績予想は、本資料の発表時点において収集可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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