トランザク、上期経常を8％上方修正

　トランザクション <7818> [東証Ｐ] が4月4日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年8月期第2四半期累計(23年9月-24年2月)の連結経常利益を従来予想の26.3億円→28.5億円(前年同期は23.5億円)に8.5％上方修正し、増益率が11.8％増→21.2％増に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の53.2億円(前期は47.8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024 年８月期第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、社会環境や消費者動向の変化をタイムリーに捉えたこと、第４次中期経営計画において掲げた５つの重点戦略の優先順位を見直し、「ｅコマースの強化」を柱とした戦略を推し進めたことにより、第１四半期連結累計期間の勢いを維持した結果、第２四半期連結累計期間の売上高が前回予想を上回る見込みです。また、売上高の伸長及び販売費及び一般管理費の計画的支出により営業利益が前回予想を上回る見通しとなりました。さらに、為替変動の影響を軽減する財務対策として保有している満期保有目的の米ドル建て債券の一部が償還となったことにより、為替差益を営業外収益に計上いたしました。これらの結果、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益においては、前回予想を上回ったことに加え、営業利益以上の増加額となる見通しです。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。