東京きらぼしが反発、都の公的資金を28年度に完済する方針を示す◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/03/29 13:22
 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173.T>が反発した。28日の取引終了後、26年度までの3カ年の中期経営計画の概要を策定したと発表。26年度に連結純利益を300億円(23年度見通しは240億円)とする目標とともに、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>傘下の三井住友信託銀行が持つ優先株(150億円分)については26年度から29年度にかけて、東京都が持つ優先株(400億円分)は26年度から28年度にかけて償還し、償還完了を目指す方針を明らかにした。あわせて中期経営計画中に政策保有株式の簿価残高を約150億円から26年度に約90億円へ削減する目標を示した。公的資金の完済計画と資本効率の向上策を好感した買いが入ったようだ。中期経営計画の個別戦略の詳細については5月初旬に公表を予定する。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
5,060.0
(15:30)
+50.0
(+0.99%)
3,827.0
(15:30)
+32.0
(+0.84%)