アイチコーポ、今期経常を一転23％減益に下方修正

　アイチコーポレーション <6345> [東証Ｐ] が3月27日大引け後(16:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の80.5億円→62億円(前期は80.1億円)に23.0％下方修正し、一転して22.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の51.7億円→33.2億円(前年同期は51億円)に35.7％減額し、一転して34.8％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、第３四半期決算までは、堅調に推移しておりましたが、主にトラックシャシの認証が当初予想より大幅に遅れ、それに伴ってシャシの改修・登録業務にて翌期へのずれ込み等が発生し、業績予想を下回る見込みとなりました。　利益につきましても、費用の削減や製造コストの低減をはじめ、全社のムダの削減と業務の効率化等、あらゆるコスト削減活動を行ってまいりましたが、売上高の落ち込みの影響をカバーしきれず、業績予想を下回る見込みとなりました。　なお、期末配当予想につきましては、２０２４年１月３１日の公表から変更はありません。　また、本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報及び予測に基づき算定しており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。