ETF売買動向＝11日寄り付き、日経レバの売買代金は331億円と活況

　11日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比26.0％増の747億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同24.8％増の574億円となっている。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資指数 <1484> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００　配当貴族 <2095> が新高値。

　そのほか目立った値動きではグローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> は4.77％安、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> は4.57％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.87％安、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> は3.39％安、グローバルＸ　ＵＳ　テック・トップ２０　ＥＴＦ <2244> は3.11％安と大幅に下落。

　日経平均株価が714円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金331億6600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金246億4900万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が47億3100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が40億3200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が36億2200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が21億6300万円の売買代金となっている。

株探ニュース