オーバル急騰、半導体設投需要拡大で製造装置向け流量計に商機高まる
オーバル<7727.T>が急騰、13%を超える上昇で一気に600円台に乗せる場面があった。今月2日につけた昨年来高値578円を上抜き、2022年10月以来約1年4カ月ぶりの高値圏に突入した。流体計測器の製造大手で、強みとする液体向けセンサーで受注開拓が進み、業績は前期を境に急成長局面に入っている。生成AI市場の拡大を背景に半導体設備投資需要が復活、国内でもTSMC<TSM>の熊本工場やラピダスの北海道・千歳工場などで設投需要が今後一段と盛り上がる公算が大きい。そのなか、同社は半導体製造装置向けコリオリ流量計や熱式質量流量計で高実績を有し、半導体関連の出遅れとして物色人気が本格化している。
出所:MINKABU PRESS
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