Fスターズが上値追い加速で約4年7カ月ぶり最高値視野、量子コンピューターの先駆的銘柄で注目◇
フィックスターズ<3687.T>が上値追い加速、3連騰でフシ目の2000円大台乗せを果たした。連日の年初来高値更新で2097円まで買われる場面があったが、中長期的にみても2019年7月につけた上場来高値2124円の約4年7カ月ぶりの奪回が視野に入った。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で優位性を発揮、人工知能(AI)や量子コンピューティング分野でも先駆的存在となっている。27日付の日本経済新聞が量子コンピューターの商用化に向けて国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げると報じた。産業界からは日立製作所<6501.T>や富士通<6702.T>、NEC<6701.T>などIT大手をはじめ約10社が参画し、30年度までに新しい方式の高性能商用機の実現を目指す方向にあることが伝わっている。これを受けて量子コンピューター関連に位置付けられる銘柄群に物色の矛先が向いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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