木曽路、今期経常を25%上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2024/02/13 08:30
 木曽路 <8160> [東証P] が2月13日朝(08:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は11.2億円の黒字(前年同期は10.9億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の16.2億円の黒字→20.2億円の黒字(前期は5.1億円の赤字)に24.7%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20億円→24億円(前年同期は11.6億円)に20.0%増額し、増益率が72.1%増→2.1倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の16円→18円(前期は16円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の15億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.3%→10.0%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  既存店の売上高は堅調に推移しましたが、新規出店数が当初の計画より未達となる見込みです。そのため、売上高は前回予想を下回る見込みとなりました。一方、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、出店費用が想定を下回ったことに加え、客数予想をもとにしたシフト管理の徹底等による人件費のコントロール、新規仕入先との取引の推進による原価低減のほか、経費効率化を進めたことから前回予想を上回る見込みとなりました。

  当社の利益配分については、将来事業展開に備え内部留保の充実に努める一方、各期の収益状況や配当性向などを勘案するとともに株主各位への安定した配当を維持することを基本方針としています。 2024年3月期の通期連結業績予想は、上記「1. 業績予想の修正について」の通り、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を上回る見通しとなりました。そのため、2024年3月期の期末配当を2円増額し1株当たり10円とさせていただく予定です。したがって、年間配当金は中間配当金8円を含めて18円となる見込みです。 ※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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