ハーバー研、今期最終を一転赤字に下方修正

　ハーバー研究所 <4925> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は9.1億円の赤字(前年同期は8.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2.5億円の黒字→23.4億円の赤字(前期は7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5.9億円の黒字→19.9億円の赤字(前年同期は4.7億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は5.6億円の赤字(前年同期は5.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-13.7％→-3.5％に急改善した。

株探ニュース