太平電、10-12月期(3Q)経常は33％減益、今期配当を15円増額修正

　太平電業 <1968> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.3％減の71.5億円に落ち込み、通期計画の127億円に対する進捗率は56.3％にとどまり、5年平均の79.9％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比78.4％増の55.4億円に拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の120円→135円(前期は120円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.3％減の27.9億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.0％→8.2％に大幅低下した。

株探ニュース