グロームHD、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2024/02/09 15:10
 グローム・ホールディングス <8938> [東証G] が2月9日大引け後(15:10)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の7000万円の黒字→1億9600万円の赤字(前期は2億6800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億9400万円の黒字→7200万円の赤字(前年同期は3000万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  医療関連事業において、2023年8月に設立した連結子会社のグローム・インターナショナル株式会社(以下、GMINという。)、2023年9月に100%子会社化した福山医療器株式会社(以下、GMFKという。)を連結範囲に含めております。 既存連結子会社のグローム・マネジメント株式会社(以下、GMMAという。)におけるアライアンス先の新規獲得が、候補先医療機関のデューディリジェンスを入念に行った結果、契約締結までに至らない案件が多く、当初想定どおりに実現しない一方で、100%子会社化したGMFKの医療機器販売にかかる売上が寄与することから、売上高は前回予想を約16%上回る見込みです。 一方で、2023年11月10日付の適時開示「連結子会社における貸倒引当金繰入額の計上に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたGMMAにおける貸倒引当金繰入額111百万円について若干の増加を見込んでおり、また、当期に設立したGMINにおいてオンライン診療事業の立上げにかかる外注委託費34百万円、医療ツーリズム事業の集客を行うための人件費等営業費用42百万円等の先行費用77百万円が計上される見込みであることから、営業損失を計上する見通しとなっております。 これらの影響を反映し、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益についても、上記のとおり業績予想の修正をいたします。
配信元: 株探

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