ＲＫＢＨＤ、今期経常を32％上方修正

　ＲＫＢ毎日ホールディングス <9407> [福証] が2月9日後場(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.9％増の10.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→11.9億円(前期は13.5億円)に32.2％上方修正し、減益率が33.5％減→12.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→7億円(前年同期は10.9億円)に69.5％増額し、減益率が61.7％減→35.1％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.1％増の5.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.2％→8.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績予想につきましては、システム関連事業において売上高が前回予想を上回る水準で推移しており、売上増に伴う利益の増加も見込まれ、売上高、営業利益、経常利益については前回予想を上方修正いたします。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、所有不動産の再開発に伴う固定資産の減損による特別損失を見込んでおり、前回予想を据え置きます。（注）上記予想値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって上記予想数値と異なる場合があります。