ヴィスコ、今期経常を一転赤字に下方修正

　ヴィスコ・テクノロジーズ <6698> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5700万円の赤字(前年同期は1億8700万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の5億2000万円の黒字→1億円の赤字(前期は2億4400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億8500万円の黒字→3500万円の赤字(前年同期は2億2900万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比95.3％減の800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の16.2％→0.9％に急低下した。

株探ニュース