リベロ、前期経常を81%上方修正

配信元:株探
投稿:2024/02/06 15:30
 リベロ <9245> [東証G] が2月6日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の1億円→1億8100万円(前の期は7700万円)に81.0%上方修正し、増益率が29.9%増→2.4倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億6000万円の赤字→7900万円の赤字(前年同期は2億0600万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.修正の理由売上高につきましては、順調に新規のお客様との契約が進み、当初計画を上回り、前年同期比でも13.6%の成長となる見込みです。利益面におきましては、業務効率化の結果、販売管理費を抑えることができました。また、一部のお取引先様との取引条件を見直すことで、利益が改善いたしました。その結果、営業利益及び経常利益は、当初計画を大幅に上回る見通しとなりました。親会社に帰属する当期純利益につきましても、特別損失として投資有価証券評価損を計上いたしますが、営業利益の増加、特別利益として保険解約益を計上することとなり、当初計画を上回る見通しとなりました。これらを踏まえ、2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の通期連結業績予想を上方修正いたします。2.特別利益の内容財務体質の強化及びキャッシュ・フローの向上の観点から、現在加入しております積立保険を2023年12月18日に解約することを決定し、保険積立金の簿価と解約返戻金との差額につき、保険解約益として67百万円を特別利益に計上することとなりました。3.特別損失の内容当社が保有するその他有価証券の一部について、投資時における事業計画の数値と実績値との乖離があり、将来の回収可能性を検討した結果、減損処理による投資有価証券評価損106百万円を特別損失に計上することといたしました。
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