グローリー、今期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額

　グローリー <6457> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は337億円の黒字(前年同期は14.9億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の410億円の黒字→460億円の黒字(前期は27.2億円の赤字)に12.2％上方修正し、従来の19期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の255億円→305億円(前年同期は26.3億円)に19.5％増額し、増益率が9.7倍→12倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→100円(前期は68円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の183億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.7％→18.2％に急改善した。

株探ニュース