製造業での検査画像をAIが分類、製造データと組み合わせることで品質向上を実現するAI画像解析サービス「SearchMaru」の提供を開始

配信元:PR TIMES
投稿:2024/01/30 18:49
株式会社ワイ・ディ・シー(本社:東京都品川区、代表取締役社長 田中 剛、以下YDC)は、製造現場での不良検出漏れや過検出を抑制し、検品業務の大幅な効率化を実現するAI画像解析サービス「SearchMaru」の提供を2024年1月31日より開始します。


製造業の検査工程では、目視検査による「不良見逃し」「全製品を検査したいが人的リソース不足」「製造条件の変更や新品種立上げにすぐ追従できない」など、多くの課題があります。一方、AIによる検査を導入しても、保守運用に必要なITやAIのスキルを持つ技術者の不足により十分に活用できていないケースも多く見受けられます。こうした課題に対応し、YDCは、AI画像解析サービス「SearchMaru」を開発しました。

「SearchMaru」は、検査装置から製品の撮像画像または検査画像を受けると、AIで自動的に不良の種別ごとに画像を分類します。分類結果と実績データやプロセス値などと紐づけることにより、不良の要因解析やリアルタイムでの不良検知を実現します。
ノーコードで自在に検査・学習モデルの設定や変更ができるため、ITの知識がなくても運用や管理が可能となります。さらに、大量のサンプル画像は不要で少量の画像から始めることができます。
また、YDCが1995年より提供している製造データ活用基盤YDC SONARやBIツール等との連携により、不良要因の解析やリアルタイム監視等、工程間・拠点間のデータを横断的に解析しさまざまな課題解決に活用することが可能となります。
図. 「SearchMaru」の概要

「SearchMaru」の主な特長は以下のとおりです。

(1)画像の学習から導入後のメンテナンス、適応範囲の拡張までお客様で運用可能なオールインワンのサービス


(2)生産技術・製造技術・設備技術といった非IT部門の方も簡単に運用できるシンプルな操作と、システム稼働状況も一目でわかる画面仕様


(3)AIが「どこを」「どのくらいのスコアで」分類したかを可視化するヒートマップと判定スコア表示


(4)製品の進捗履歴やプロセスデータ、検査結果データと組み合わせて、不良の発生要因を特定し打ち手をわかりやすくする仕組み


(5)1ライセンスで多品種、複数ラインに対応できるコストパフォーマンス

今後は、学習用画像の自動生成機能の追加、AIでの画像の学習の種類(アノテーション、物体検出、領域抽出)等、機能を拡大する予定で、製造業の課題解決のため更なる効果創出を目指します。
(注意事項)価格、機能拡充内容は予告なく変更する場合があります。導入をご検討の際には必ず弊社までお問い合わせください。

サービス詳細はこちら:https://www.ydc.co.jp/service/searchmaru/
資料ダウンロードはこちら:https://www.ydc.co.jp/form/searchmaru_dl/

■株式会社ワイ・ディ・シーについて

YDC は、1972 年に創立したシステムインテグレータです。「設計」「製造」「物流」の分野において、お客様へ最適なITをデザインし、付加価値を高めるシステム・サービスを提供しております。
※株式会社ワイ・ディ・シーは、フューチャーグループの企業です。
※フューチャー株式会社(東証プライム:4722)は持株会社です。
https://www.future.co.jp/company_profile/future_group

会社名:株式会社ワイ・ディ・シー
所在地:〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー
創業/設立:1972年3月/2000年1月
資本金:2億5000万円
事業概要:・情報通信システムに関するコンサルティングおよび設計、開発
・機器およびソフトウェアのライセンス販売、インストール、保守、運用 サポート
・インターネットを用いた通信と情報サービスの提供、運営

YDCに関する詳しい情報は、https://www.ydc.co.jp/をご覧ください。

※本記事に掲載している当社の商品・サービス名称等は当社の商標または登録商標です。
その他の会社名・商品名・サービス名などは各社の商号・商標または登録商標です。
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