積水樹、今期経常を一転27％減益に下方修正

　積水樹脂 <4212> [東証Ｐ] が1月29日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.4％減の42.6億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の96億円→69億円(前期は95億円)に28.1％下方修正し、一転して27.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の67.6億円→40.6億円(前年同期は56億円)に39.9％減額し、一転して27.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.2％減の14.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.1％→9.0％に大幅低下した。

株探ニュース