ホテルリート、前期経常を14%上方修正、分配金も362円増額

配信元:株探
投稿:2024/01/23 15:30
 ジャパン・ホテル・リート投資法人 <8985> [東証R] が1月23日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年12月期の経常利益を従来予想の114億円→131億円(前の期は26.7億円)に14.3%上方修正し、増益率が4.3倍→4.9倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の65.9億円→82.3億円(前年同期は31.4億円)に24.9%増額し、増益率が2.1倍→2.6倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、分配金を従来計画の2652円→3014円(前の期は682円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2023年12月までの各ホテルの運営状況が概ね判明したことに伴い、2023年12月期通期の運用状況及び分配金の予想の修正を行うものです。2023年12月期は、下期においても国内需要が堅調に推移していることに加え、インバウンド需要については、訪日外客数が2019年並みの水準まで達するなど、回復が顕著となり、このような環境の中、ホテルの業績は、国内外の需要増加による回復が続いています。2023年12月期の営業収益は、ホテルの業績回復に伴う変動賃料の増加等により、前回予想から1,435百万円の増加を見込んでいます。また、物件に係る各種費用及び営業費用等の見直し等により、営業費用については141百万円の減少、財務コストの減少等により、営業外費用については63百万円の減少を見込んでいます。結果として、当期純利益は前回予想から1,641百万円の増加を見込んでいます。
配信元: 株探

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