トヨタが頑強、円安進行と自動車生産計画の2年連続過去最高は好材料
トヨタ自動車<7203.T>が前日終値近辺で頑強な値動きを続けている。足もと外国為替市場で1ドル=145円台後半までドル高・円安が進行しており、これが輸出採算改善期待につながるとの見方から株価の刺激材料となっている。同社の24年3月期通期の想定為替レートは1ドル=141円としており、実勢は5円近い開きで為替メリットが生じる公算が大きい。また、同社の2024年の世界生産が2年連続で過去最高となる1030万台とする計画と伝わったことで、これを評価する買いも引き寄せているもようだ。株価は昨年12月下旬にマドを開けて売られる場面があったが完全に立ち直った形で、昨年11月の戻り高値水準である2900円ラインを視界に入れている。
出所:MINKABU PRESS
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