午後:債券サマリー 先物は反落、2年債入札結果は弱め
26日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。日銀の早期政策修正観測がくすぶるなか、この日に財務省が実施した2年債入札が弱めの結果となったことが重荷となった。
債券先物は小高く始まったものの、前日の欧米市場がクリスマスの祝日で休場だったことから手掛かりに材料に欠け買いは続かず。一方で、市場の関心は日銀が27日に公表する18~19日に開いた金融政策決定会合での「主な意見」に向かい、政策正常化を意識させる内容になるとの警戒感から売りが出やすかった。先物は146円41銭まで下押したあとは下げ渋ったが、2年債入札の結果が嫌気され軟調な地合いが継続。応札倍率は3.34倍と前回の2.91倍を上回った半面、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭1厘と前回(11月30日)の1銭2厘から拡大したことが投資家心理に影響した。
先物3月限の終値は、前日比13銭安の146円48銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.020%上昇の0.630%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
債券先物は小高く始まったものの、前日の欧米市場がクリスマスの祝日で休場だったことから手掛かりに材料に欠け買いは続かず。一方で、市場の関心は日銀が27日に公表する18~19日に開いた金融政策決定会合での「主な意見」に向かい、政策正常化を意識させる内容になるとの警戒感から売りが出やすかった。先物は146円41銭まで下押したあとは下げ渋ったが、2年債入札の結果が嫌気され軟調な地合いが継続。応札倍率は3.34倍と前回の2.91倍を上回った半面、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭1厘と前回(11月30日)の1銭2厘から拡大したことが投資家心理に影響した。
先物3月限の終値は、前日比13銭安の146円48銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.020%上昇の0.630%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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