オークネット、今期経常を5％上方修正、配当も3円増額

　オークネット <3964> [東証Ｐ] が12月6日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の63.2億円→66.1億円(前期は66.9億円)に4.6％上方修正し、減益率が5.6％減→1.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.2億円→25.1億円(前年同期は25.9億円)に13.0％増額し、減益率が14.2％減→3.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の48円→51円(前期は48円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第３四半期累計期間の連結業績については、デジタルプロダクツ事業において流通台数の減少等により厳しい事業環境が続いたものの、オートモビル事業及びコンシューマープロダクツ事業の業績が好調に推移し、当初の予想を上回りました。　為替市場における円安トレンドの一服感は出てきているものの、2023年12月期の通期連結業績予想については、上記の傾向が継続すると見込んでおり、前回公表した業績予想を上回る見通しとなりました。

　　当社グループでは、株主の皆様への利益還元を経営における最重要課題の一つと位置づけています。将来の事業展開と経営体質の強化及び設備投資等に備えた内部留保を確保しつつ、連結配当性向30%を目標として、継続的な配当を行うことを基本方針としています。　2023 年12月期の配当予想につきましては、上記の方針及び業績予想の修正等の状況を勘案し、年間配当予想は51円とすることといたしました。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。