ジーエヌアイ、今期最終を4.5倍上方修正・最高益予想を上乗せ

配信元:株探
投稿:2023/12/06 14:02
 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G] が12月6日後場(14:02)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期の連結最終利益を従来予想の20億円→89.7億円(前期は3.8億円)に4.5倍上方修正し、増益率が5.2倍→23倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.4億円の黒字→73.1億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に21倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 その他の収益の発生及びその内容 2022年12月27日に開示いたしましたCatalyst Biosciences, Inc.(以下「CBIO」、現Gyre Therapeutics, Inc.)との取引におきまして、当社グループの保有するF351の中国以外の権利を譲渡いたしました。その取引の譲渡対価としまして、普通株式および優先株式を受領いたしましたが、協議の結果、これまで普通株式で受領した分のみその他の収益に計上しておりました。 その後、2023年10月31日に開示いたしましたとおり、全取引が完了し、F351権利譲渡の対価として得たCBIOの優先株式全てが普通株式に変換されることから、監査法人等と協議を続け、今般、変換後普通株式一株当たり10月30日におけるナスダック市場でのCBIO株終値0.51米ドル(15:1の株式併合後にて7.65米ドル)、総額約8,873百万円をその他の収益に計上することにいたしました。上記のとおり新たに計上することになりましたその他の収益から、弁護士費用等を差し引いた8,464百万円を営業利益に計上いたします。このことから、営業利益等が、11月6日に発表しました通期業績予想を大きく上回る見通しとなり、この度、通期の連結業績予想の見直しを行いました。なお、年度末における会計処理に関しましては、今回の修正には含まれておらず、協議中であります。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要 素を含んでおります。実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。
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