3M、デュポンといった化学大手が上昇 「永遠の化学物質」の集団訴訟を認めず=米国株個別
(NY時間14:13)
3M<MMM> 98.54(+1.47 +1.51%)
デュポン<DD> 71.50(+0.28 +0.39%)
3M<MMM>、デュポン<DD>といった化学大手が上昇。オハイオ州の米連邦高裁が前日、有機フッ素化合物(PFAS)を巡り、同州のほぼ全住民に当たる約1180万人が化学大手に対し集団訴訟を起こすことを認めた一審判決を破棄し、地裁に審理を差し戻した。PFASは「永遠の化学物質」と呼ばれ、環境破壊や発がんリスクなど人体への影響が指摘されている。高裁は原告の主張はあまりに広範だとし、特定企業の行為をほとんど対象にせずに非難していると指摘。
3Mは6月、PFASに関連した水質汚染を巡る訴訟で、米公共水道事業者に103億ドルを支払うことで和解している。
今回の判決は原告がPFASの製造業者に対して起こした訴訟の終結を意味する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
3M<MMM> 98.54(+1.47 +1.51%)
デュポン<DD> 71.50(+0.28 +0.39%)
3M<MMM>、デュポン<DD>といった化学大手が上昇。オハイオ州の米連邦高裁が前日、有機フッ素化合物(PFAS)を巡り、同州のほぼ全住民に当たる約1180万人が化学大手に対し集団訴訟を起こすことを認めた一審判決を破棄し、地裁に審理を差し戻した。PFASは「永遠の化学物質」と呼ばれ、環境破壊や発がんリスクなど人体への影響が指摘されている。高裁は原告の主張はあまりに広範だとし、特定企業の行為をほとんど対象にせずに非難していると指摘。
3Mは6月、PFASに関連した水質汚染を巡る訴訟で、米公共水道事業者に103億ドルを支払うことで和解している。
今回の判決は原告がPFASの製造業者に対して起こした訴訟の終結を意味する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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