富士製薬、上期最終を2.1倍上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額

　富士製薬工業 <4554> [東証Ｐ] が11月27日大引け後(16:30)に業績修正を発表。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結最終利益を従来予想の19.6億円→41.3億円(前年同期は17.7億円)に2.1倍上方修正し、増益率が10.9％増→2.3倍に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の40.1億円→61.8億円(前期は34.3億円)に54.0％上方修正し、増益率が16.9％増→80.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年９月期第２四半期累計期間および2024年９月期の業績予想につきまして、成長戦略を支える基盤強化の一環として、保有する政策保有株式の一部を売却し、投資有価証券売却益を計上することになったため、四半期純利益及び当期純利益が当初予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績はこれらの予想数値とは異なる場合があります。