東京機、上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額

　東京機械製作所 <6335> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の1.7億円の赤字→3.5億円の黒字(前年同期は2.4億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、44.0％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の2.8億円→3.9億円(前期は8.2億円)に39.3％上方修正し、減益率が66.0％減→52.7％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期第２四半期連結累計期間の業績につきましては、保守メンテナンス関連の工事が順調に進捗したことや、連結子会社においても売上の進捗が予想を上回りました。一方で当社の輪転機の受注済案件の収益認識基準による売上の進捗が予想を下回る見込みです。　これらの要因により、売上高は概ね予想どおりとなりますが、輪転機と比較し利益率の高い当社の保守メンテナンス関連および連結子会社の売上が見込みを上回ることに伴う増益に加え、経費が見込みを下回ったことなどから営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回公表値を上回る見込みです。　2024年３月期通期連結業績予想につきましても、保守メンテナンス関連の売上や連結子会社の売上が予想を上回ることが見込まれることなどから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を上方修正いたします。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。