高橋ウォール、今期経常を2.8倍上方修正

配信元:株探
投稿:2023/11/10 15:00
 高橋カーテンウォール工業 <1994> [東証S] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比65.7%増の3億5300万円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の7900万円→2億2500万円(前期は2億4800万円)に2.8倍上方修正し、減益率が68.1%減→9.3%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億0600万円の赤字→6000万円の赤字(前年同期は1億3100万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.2%減の6800万円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.0%→2.9%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  PCカーテンウォール事業においては、売上高はほぼ当初予想通りとなる見込みですが、生産コストが当初予想に比べて低下したこと等により粗利益率の改善が見込まれます。また、アクア事業においては、受注及び売上が順調に伸びセグメント利益が当初予想に比べて増加する見込みです。これにより、2023年12月期通期の営業利益は予想を上回る見込みです。営業利益の増加に伴い、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は予想を上回る見込みです。 なお、配当予想につきましては、前回予想からの変更はございません。
配信元: 株探

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