木曽路、上期経常は赤字縮小で上振れ着地

配信元:株探
投稿:2023/11/10 14:40
 木曽路 <8160> [東証P] が11月10日後場(14:40)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3.8億円の赤字(前年同期は16.7億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来の7.3億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比72.1%増の20億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1.6億円の赤字(前年同期は10.1億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-10.4%→-1.3%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年3月期第2四半期連結業績につきましては、予想を公表した 2023 年5月の時点では新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に引き下げられた直後であり、業績は緩やかに回復見込みでありました。しかしながら、宴会需要の回復や政府による入国制限などの水際措置を終了したことによるインバウンドの伸長等により来店客数が急激に増加しました。そのため、売上高が想定以上に回復し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益についても、業績予想を上回ることとなりました。 なお、通期の業績予想については、2023 年5月 12 日に公表した予想を据え置いておりますが、今後の業績動向等により、業績予想の修正が必要になった場合には速やかに公表いたします。 個別業績の前期実績値との差異につきましては、2023 年7月 1 日に当社は完全子会社であった株式会社大将軍の吸収合併を行った影響で、個別業績の売上高、営業利益、経常利益及び四半期純利益は前期実績を大きく上回る結果となりました。 なお、配当については、1 株当たり第 2 四半期末8円、期末8円、年間 16 円を予定しており、変更はありません。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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