ウェルビーはマド開け急反発、就労移行支援の伸長で今期業績・配当予想を上方修正

　ウェルビー<6556.T>はマドを開けて急反発した。６日の取引終了後、２４年３月期の連結業績予想の上方修正を発表。最終損益の黒字額の見通しを９億５００万円から１１億２０００万円（前期は１３億７０００万円の赤字）に引き上げた。加えて、これまで特別配当２円を含めて１０円２０銭としてきた年間配当予想については普通配当を２円増額し、１２円２０銭（前期は無配）に見直しており、これらを評価した買いを集めた。

　今期の売上高の見通しは１１４億７６００万円から１１７億６７００万円（前期比１０．４％増）に修正した。上期（４～９月）は就労移行支援事業において契約数や利用者数が増加したほか、療育事業も専門職の配置が進んだことが奏功し、売上高が堅調に推移した。上期の実績を通期の業績予想に反映した。

出所：MINKABU PRESS