共栄タ、今期経常を一転赤字に下方修正

　共栄タンカー <9130> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は4億2200万円の赤字(前年同期は2億3400万円の黒字)に転落し、従来の2億1000万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→4億円の赤字(前期は2億6700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比33.3％減の2200万円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億7700万円の赤字(前年同期は2億6200万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の9.7％→-4.8％に急悪化した。

株探ニュース