鳥居薬、今期経常を7％上方修正

　鳥居薬品 <4551> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比15.4％減の33.1億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の44億円→47億円(前期は55.3億円)に6.8％上方修正し、減益率が20.5％減→15.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の28.5億円→31.5億円(前年同期は30.6億円)に10.5％増額し、一転して2.9％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比22.2％増の17.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の11.3％→12.7％に上昇した。

株探ニュース